What is “Sushi-lingual?” (”寿司リンガル”って何?)

 Sushi寿司)+ Bilingualバイリンガル=本サイトでは日英2ヶ国語話者に限定)=「英語(で接客)対応(出来る)寿司職人」というコンセプトを表現する”一般社団法人 英語対応寿司職人・インストラクター協会(略称:JESSICA)”のオリジナル造語です。

同時に、将来「寿司リンガル」になることを志し、寿司も英語もこれからスキル習得を始めるという方(JESSICAでは認定資格の受験要件を満たしていない方=”準会員”と定義)向けに提供されるワークショップ形式”の学習支援プログラムのことを指し、短期間で英語力UPを含めた成果を出すためワークショップ期間の2/3は海外で行います。

寿司を握るのにも、寿司職人になるのにも本来”資格”は不要(”資格化”した理由については協会ホームページで説明)。 この資格取得の為の学習の過程で外国人接客や同僚とのコミュニケーションを英語で行える英会話力と寿司の調理技術を身に付けることがこのプログラムの提供価値です。

*1-修了時にJESSICA認定資格「英語対応寿司職人資格 2級」または「英語対応寿司インストラクター資格 2級」の受験資格が付与されます(修了=資格の取得ではなく、資格取得には別途試験に合格する必要がありますー多くの方にとって修了時には2級資格試験合格を可能とするプログラムにはなっておりますが、万人の合格を保証するものではございません)。

こんな人向け(目指す進路)

(海外志向の方)

海外就職/海外移住

門戸を狭めているのは言葉の壁、でも語学力だけで現地の人と採用の椅子をめぐって争うのは無理(相手にとっては母国語です)→+αのスキルで勝負(日本人が日本の食べ物である”寿司”を調理は立派なアドバンテージです)!

ワーキングホリデー(30歳以下の方)ー2ヶ国留学*2の1ヶ国目として
*2-ワーホリに行く前に、別の国で英語を勉強すること→滞在期間が決まっているワーホリ滞在国(2ヶ国目)での滞在期間中に英会話学校への通学を省き就労期間をより長く取れことを狙ったやり方。

英語準備だけでなく+αのスキルが身に付きます→手に職を付けて2ヶ国目で職探しのアドバンテージに(行ったけど仕事が見つからなくて失意の帰国を回避する策のひとつとして)!

(国内志向の方)

インバウンド客への接客対応が求められる国内の寿司店への就職

キャリアアップ/ステップアップの武器に(修業が先行している諸先輩と渡り合うには寿司以外で差別化するのも一手)!
起業(外国人向け寿司調理体験会など)
転職年齢の壁は未だ存在します→希望とかけ離れた仕事をするなら起業も選択肢に。また、定年後のセカンドキャリアとしても。

プログラム概要

短期集中型ということでワークショップ期間は3ヶ月間(12週間)となります。大まかなスケジュールは次のようなものになります。


1~ 2週目:オリエンテーション、「食品衛生責任者養成講習会」*3受講、自宅にてワークショップ中に使用される英単語を予習
*3-(公社)日食協eラーニングもしくは各都道府県食品衛生協会開催の会場集合型養成講習会(例:東京都

3~10週目:2ヶ月間海外に滞在して当協会施設にて開催されるワークショップに参加

11~12週目:帰国し、日本にてワークショップの仕上げ



業務に特化した英会話(英語接客、外国人の同僚とのコミュニケーション、日常会話を想定)とベーシックな寿司調理技術を同時並行で学ぶプログラムです。

(寿司調理技術)

既存”寿司スクール”*4の短期集中コースと同じく、「2~3ヶ月で修業3年目くらいのスキルを身に付ける」の実現を目指したカリキュラム

ある寿司スクールの卒業生だけで切り盛りする店がミシュランのビブグルマンに選出されるなど修行年数だけで技量を測ることは出来ないと思いますが、一人前になるのに11年程度の修業期間を要すると言われている寿司の世界で、修行3年目は基本的な初級スキルと言えます。それを伸ばし才能を開花させるには継続的な修行が必要です。

*4-スクール(学校)と言っても文部科学省の認可を受けた教育機関でも、厚生労働省が管轄する調理師養成施設でもありませんので、卒業時に公的な修了証や資格(調理師免許)は得られません(私企業が独自に発行する修了証くらい)。ただし、「めし炊き3年、にぎり8年」という長く厳しい職人修行に一石を投じ、「見て技術を盗め」という昔ながらの徒弟制度に代わり「授業」という形態で寿司を学ぶ場を作った画期的なシステムです。
 
(英会話)
受験要件に分かり易い目安として、TOEICなどの点数を載せておりますが、それら他団体の英語資格の取得、点数UPのためのプログラムではございません。

3ヶ月という短い期間で効果を最大化するため、先ず国際的な職場環境で寿司職人として働くうえで必要となる単語・フレーズ=寿司業界の専門用語を集中的にマスターしていきます。
下図が”寿司リンガル”プログラムのボキャブラリ構築イメージです。
 
英語が話せるようになるまでに必要な学習時間の目安はおよそ2,000時間と言われています。英語習得のハードルが高い理由のひとつは分野が絞れず幅広い分野の単語を覚えなければならないからです。
ある一級通訳者の方から聞いた話では、通訳の仕事を受けたときの準備として専門分野の単語だけは勉強する必要があるそうです(確かに仮に日本語であっても知らない用語は意味が分からない&知らないことは語れない)。
言い換えると、短い期間で成果を出すには、寿司関連用語の習得に全振りして、関係ない分野の単語は切り捨てる(後回しにする)という取捨選択が必要になってきます。しかしながら、それが寿司特化型バイリンガル(寿司リンガル)への最短ルートなのです。

特徴

1.「英語+寿司」:海外就職・国内でも業務での英語使用を念頭に、既存寿司スクールと比べ、英語に力を入れております

既存寿司スクールの多くは「海外で寿司職人→収入UP!」を謳っておりますが、語学は”自分で準備する”部分として全くタッチしないか、自社での寿司クラス修了後に第三者の英会話スクールを紹介という形を取っています(別料金です)。
短期間で2つのことを同時並行で学ばなければならないので、効率を最大化するため、英会話練習の時だけでなく、寿司調理技術の部分においても”英語イマ―ジョン方式”を導入し、施設内は日本語禁止を徹底し、英語漬けの環境を準備します。

イマ―ジョン方式ー目標とする言語の言葉だけを習うのではなく、「その言語環境で」他教科を学びその言葉に浸りきった状態(イマージョン)での言語獲得を目指す。(Wikipediaより)

2.高コスパ:日本で自分で何年も英会話学校に通うより安価に、外国人相手にマンツーマン形式で英会話の練習が出来ます。しかも場所は海外英語が公用語として使われている国)。強制的に英語漬けの環境を作り、短期間でも効率良く英会話力UPを目指すので費用対効果が高い

3.高タイパ:「2~3ヶ月で修業3年目」にワープ可能(目指すところは他寿司スクールと同じ)。また、寿司屋勤務の合間に何年も少しずつ勉強又は寿司スクール卒業後に英会話学校に通うより並行して英語と寿司の両スキルの同時習得を目指した方が高効率。

”寿司屋で10年修行”の方が優れている面が幾つもあるものの、タイパを重視するには理由があります。

海外を本気で目指すなら”若さ”は資産です。20代の大半を修行に充てるのも一つの道ですが、巻き戻せない時間の使い方を大切に!→海外就職の壁のひとつは就労ビザ(突破の糸口となるかもしれないワーホリには30才以下という年齢制限があります)
(30才以上の方は別のやり方をー知恵と工夫で常に道は拓けます。→詳しくは”補足説明動画”で!)

4.改良されたプログラム:既存寿司スクールの短期コースを研究し改善点を洗い出し”寿司リンガル”プログラムに反映させました(下記5の「少人数制」はその1例です)。

既存寿司スクールの授業の流れを整理すると概ね以下のような要素から成ります。
①講師のライブデモ=実演(複数回)
②生徒による実技練習
③②の中で講師からフィードバックを受ける(個別に生徒から講師への質問とアドバイス及び間違ったやり方の矯正)
④一魚種で数回同じ内容の授業を繰り返す(回を重ねることで習熟度UPと改善)

この流れをどう改善したかなどその他改善箇所は”補足説明動画”内にてご説明いたします。

5.少人数制:ワークショップは1クラスの最大定員を6名とし、(原則2名体制で)受け持ち人数を3人とし目が行き届きやすく効率的にフィードバックを行えるようにします。

ある既存寿司スクールでは1クラスの最大定員24人を講師2名とアシスタント1名(常時いるわけではない)で受け持ち、また別のある寿司スクールでは1クラスの最大定員15人を講師2名で受け持っています。つまり、単純計算で生徒7,8人を一人で見る形ですが、受け持ち数が多すぎて目が行き届かず、生徒が講師に質問があっても待ち時間が長く中々自分のところに回ってこないので、生徒は時間内に終わらせるため完全に理解出来ないまま進めたり、止むを得ず別の生徒に質問するという状況が生じています。
 

カリキュラム(モデル時間割)

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費用

準会員として当協会にご入会いただくと、本ワークショップに参加することが出来ます。ワークショップ参加代金としての徴収ではなく、当協会に入会するために必要な”入会金”ですので仮にワークショップに参加しなかったまたは途中リタイヤした場合も入会金の返還、減額は原則としてございません(別途発生する代表的な自己負担費用は下表の特記事項をご覧ください)。

日本円/税込
会員種別 準会員
入会金 1,155,000
月会費 550
特記事項 ・ 食品衛生責任者養成講習会受講料
・(海外ワークショップの)渡航費(航空券、ビザ等)および保険費用および医療費
・(国内・海外問わず)滞在費(宿泊費、交通費、一部食費*)
 *朝食およびワークショップが無い日の食事は各自で。
・その他(個人利用の諸経費等)

詳細につきましては当協会ホームページより会員規約、ワークショップ参加規約など関連事項をご確認ください。

補足説明動画の視聴申込み

動画を使ってより詳細なご説明をいたします。視聴にあたり登録制をとっておりますので、お手数ではございますが、こちらからお申し込みください。
申し訳ございませんが、現在は事前予約のみ受け付けております(視聴出来るようになった時点でこちらからご案内のメールをお送りいたします)。

プレゼンテーション動画A

 

ワークショップ参加申込み

ワークショップへの参加には当協会への入会が必要になります。

希望者は当協会の準会員専用入会申込フォームよりお申し込みください。
参加申し込みに先立ち、補足説明動画をご視聴いただき理解を深め、分からない点はご質問いただき、疑義の無い状態でのお申込みをお願いいたします。